前立腺肥大症かも?と思ったら

前立腺肥大症の治療について

手術による治療

症状が重くなり、お薬による治療だけでは改善が見込めない場合、治療法として手術が選択されます1)

近年では、尿道を通じて手術を行う「経尿道的手術」が主流となり、お腹を切って行う開腹手術に比べ、格段に身体の負担は少なくなりました1),2),3)

※経尿道的手術では改善の難しい非常に巨大な前立腺肥大症に行われる場合もあります。

ここでは、「経尿道的手術」のなかでも代表的な手術法をご紹介します。

肥大部分を削り取る「切除術」
  • ・経尿道的前立腺切除術 (TUR-P: ティーユーアールピー)
肥大部分をくり抜く「核出術」
  • ・ホルミウムレーザー前立腺核出術 (HoLEP: ホーレップ)
  • ・経尿道的前立腺核出術 (TUEB: ティーユーイービー)

手術による治療

いずれの手術法でも共通して、前立腺の肥大した部分を取り除き前立腺を小さくします。
そのため、手術直後には出血や炎症による痛みなどが起こりますが、数週間程度でおさまります1),2),3)
しかし、ごくまれにこうした症状が長く続いたり、手術した部位に感染症をおこしたりする場合もありますので、手術後に気になる症状が現れたら早急に医師に相談しましょう。

手術を受けるにあたっては、少なからず身体の負担がある治療ですので、医師の説明をよく理解し、ご自身で納得した上で受けるようにしましょう。
手術後も治療効果が長く続くように、定期的な診察を受け、排尿障害を軽くする生活習慣(⇒生活習慣の改善)を続けていく必要があります。

  1. 1) 日本泌尿器科学会編. 前立腺肥大症診療ガイドライン. リッチヒルメディカル, 2011.
  2. 2) 聖路加国際病院(監修). ゼロからわかる前立腺肥大症・前立腺がん. 世界文化社, 2013.
  3. 3) 市川智彦(監修). これで安心!前立腺がん・前立腺肥大症. 高橋書店, 2014.

ページトップへ