排尿障害のよりよい改善に向けて

第2回 クラシック音楽

クラシックのコンサートへ出かけよう!
生でしか味わえない迫力に圧倒されるはずです。


トイレ、休憩時間、曲の長さ、アンコールについて知っておく

―― コンサートでのトイレ対策についてはいかがですか?

 どのホールにも当然トイレはあります。休憩時間に行くことになりますが、心配な方は端の席や扉近くの席を買った方が安心かもしれません。最近はアルコールも売っていて飲む方もいらっしゃいますが、その方次第です。休憩が20分くらいの場合が多いですので、ゆっくり過ごせるほどではありません。

―― 長い曲のコンサートもありますよね。

 一般的にクラシックのコンサートへ行くと、前半と後半に分かれ、間に休憩があります。前半は20~30分くらいで、20分くらいの休憩をはさんで、後半は40分くらいというのが一般的です。しかし、長いものですと2時間ノンストップというのもあります。そのため、プログラムの構成と時間をあらかじめ把握しておかないと、しんどいかしれません。プログラムを見て、交響曲が1曲しか書いていないときは、休憩をはさまず長くかかるのだろうとわかります。曲名がたくさん書いてあれば、短い曲がたくさんあるわけです。

―― カーテンコールやアンコールについて教えてください。初めて行く方は戸惑ってしまいそうです。

 クラシックのコンサートは曲が終わった後の拍手が長いです。私が教えている若い学生たちは「なぜあんなにしつこく拍手をするのだろう」と思うそうです。ただ、それも盛り上がりというか、楽しさのうちです。演奏家にも、アンコールに対して演奏する人もいますし、しない人もいます。これは様々ですが、アンコールについてのおもしろい話があります。アンコールに応えてたくさん演奏してくれたと喜ぶお客様もいますが、演奏家の立場では「今日はできが良くないな」という日に、申し訳ない気がして、アンコールに応える方もいるらしいです。普通はお客様が沸いているから、たくさん演奏していると思いますが、一概にそうではないようです。


海外に行くなら、ロンドン、パリ、ベルリン、ニューヨーク

―― オーケストラの次はオペラを観たい!という方にアドバイスをお願いします。

 オペラは芝居的要素もあるので視覚的にも楽しむことができるのですが、基本的に長いので、途中で出にくい点には注意してください。オペラは1時間くらい座って観られる方でないと、ちょっと厳しいですね。オペラは大きく分けるとイタリアのものとドイツのものがあります。どちらがいいかは好みや考え方によりますが、イタリアのオペラの方が比較的短めで切れ目があって、メロディもわかりやすく、楽だと思います。ドイツのものは重厚長大です。年配の方はドイツの方が好きな傾向が強いですね。イタリアのものはあっけらかんとしていて、それがシニアの方には物足りないらしく、ある程度より上の年齢の方は、イタリアよりドイツの方が親近感を感じるらしいです。

―― 海外でクラシックコンサートを楽しみたい場合はどの都市に行ったらいいですか?

 ヨーロッパとアメリカのある程度の街には、すべてコンサートホールとオペラの劇場があり、大抵クラシックのコンサートを開催しています。何泊かすれば、一つか二つはコンサートがあります。せっかくですから、そういう機会に行かれるといいですね。ホテルのフロントで「今日の夜、クラシックのコンサートはないですか」と尋ねてみてください。また、現地の新聞にはその日のコンサートの予定が出ていますので、これを見てもわかります。クラシックのコンサート目当てで海外へ行くというのでしたら、ロンドン、パリ、ベルリンですね。これらの都市へ行けば、きっと興味深いコンサートを開催しています。アメリカでしたら、圧倒的にニューヨークですね。

たくさんのお話をしてきましたが、まずは生でクラシックを体験してみてください。きっと新しい魅力を感じていただけるはずです。

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