排尿障害のよりよい改善に向けて

第1回 カメラ(風景写真)

カメラを手に外に出よう!
あなたの家のすぐ近くでも、新しい発見に出合えます。


どんなカメラを使うか

―― 風景写真を撮ろうと思い立ったなら、どんなカメラを用意すればいいでしょうか?

宍戸 今やスマートフォンで撮るのが一般的になっていますが、写真を撮りたいという意識をもったなら、単体のカメラを買った方がいいと思います。先ほど話したように「自分の意志で写真を積極的にコントロールする」楽しみを得ようとすると、コンパクトカメラではなく、一眼レフカメラになります。デジタル一眼レフカメラでもアナログ(フィルム)一眼レフカメラでもいいでしょう。デジタル一眼レフカメラは撮ったその場で画像を確認できるので、設定を変えた場合の変化をその場で確認できます。アナログ一眼レフカメラは、フィルムならではの味わいのある写真が魅力です。ただし、仕上がりがイメージできていないと撮れません。好みで選ぶといいですね。どちらの場合も、大口径の明るいレンズ(絞りの開放値がF2.8より小さいレンズ)が理想です。明るいレンズを買えば、「絞り」を操作して、絵作りを楽しめます。

―― デジタル一眼レフカメラを買ったけれど、取扱説明書だけでは操作が分からないという方もいると思うのですが?

宍戸 最近は主な機種でしたら、カメラが発売された後に、機種別のマニュアルが単行本で出版されます。取扱説明書では分からないという方も、作例といっしょに操作方法も出ているこうした単行本を参考にすると良いでしょう。レンズはこれがいいというような話も載っています。

―― それは参考になりそうですね。デジタル一眼レフカメラで最近人気のミラーレス一眼レフカメラを買うのはどうですか?

宍戸 デジタルなら、ミラーレス一眼レフカメラという選択もいいと思います。実像ではありませんがファインダーで画像を確認できますし、何より軽いのがいいですね。最近のデジタル一眼レフカメラは重くなりがちですし、持ち歩いて風景を撮るとなると、できるだけ軽い方が楽です。

―― 上から覗き込むタイプで、昔の写真屋さんが使っていたようなカメラを持っている人もたまに見ますが、そうしたカメラはいかがですか?

宍戸 アナログの中判カメラですね。ハッセルなどが有名です。アナログカメラは音楽で言うと、CDやデジタルソースではなく、レコードです。スクラッチノイズがするけれど、味わいがあっていいよね、という感じです。趣味で写真を撮るわけですから、デジタルではなくアナログという選択もありますね。アナログ中判カメラは、少しマニア向けですが、興味があるならおもしろい選択だと思います。

―― 風景を撮るときに他に用意した方がいい道具はありますか?

宍戸 三脚は必要ですね。風景は明るい時だけではありません。いい写真を撮っても、ブレていては仕方ありませんから、三脚は必須です。最近の三脚は軽くなっていますし、デジタル一眼レフカメラも進化していますから、風景を撮るにはいい時代ですね。


風景写真の撮影とトイレ

―― 風景写真を撮る際、トイレ対策はいかがですか?

宍戸 最初にお話ししたように、まずは家の近くの大きな公園から始めたらいかがでしょうか。風景写真イコール遠出ではありませんからね。駐車場もトイレもありますから、安心です。着いたら、トイレに行って、それから歩き始める。気持ちも落ち着いて、見えなかったものが見えてくるはずです。街中の風景写真もいいでしょう。トイレもたくさんありますし。そうして、撮りたいものが決まってきたら、今度は遠出にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

―― 遠出する場合はトイレが重要ですね?

宍戸 山歩きなどとなると、何時間もかかる場合もありますから、事前にトイレの場所を探しておくことが大切ですね。着いたら、入り口付近の管理事務所に寄って、まずトイレに入ってから出発です。

―― 携帯トイレはいかがですか?

宍戸 仲間内で持って行っている人はいませんが、そうした準備もありでしょうね。長時間の歩行では水分補給も大切です。トイレもないような山の中などでは携帯トイレを持っていると安心できますね。

―― 前立腺肥大症とうまく付き合いながら、趣味として風景写真を始めてみると、新しい世界が広がりそうで、ワクワクします。この記事を参考にカメラを始める方が増えるといいですね。今日はありがとうございました。

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